玄関ドアの鍵にはピッキングに強い鍵を付けよう!
玄関ドアの鍵と一口に言ってもさまざまなタイプがあります。一般的に多く用いられているのは鍵穴に差して開け閉めを行うシリンダー錠というもので、日本の家屋の90%はこれで占められています。
このシリンダー錠によって防犯性が変わってくるので、ピッキングに強い鍵が玄関ドアのカギに最適なカギと言えます。
シリンダー錠の種類
シリンダー錠にもさまざまな種類があります。
最もピッキングに弱いと言われているタイプはディスクシリンダーです。ディスクシリンダーの鍵は新しく建てられた家には使われなくなってきていますが、既存の住宅では未だ使われているところが多いです。防犯上のことを考えると、ピッキングされにくいディンプルキーかウェーブキーに交換するのが望ましいと言えます。
ディスクシリンダーやディンプルキーの見分け方としてはギザギザとして山形の鍵である場合はディスクシリンダーやピンシリンダーといったピッキングに弱いタイプ。鍵にポツポツと小さい穴がある鍵の場合はディンプルキーなどのピッキングに強いタイプの鍵です。
ピッキングに強い鍵に交換するだけでは足りない!
ピッキングされにくい鍵に交換するだけでなく、玄関ドアには鍵を2つ付けることも防犯対策になります。ピッキング犯にとっては開錠に時間がかかる家は侵入をあきらめるきっかけとなりますので、複数個の鍵をつけておくことは効果的です。ドアノブと鍵穴が一体になっているものは、物理的に壊されたりサムターン回しの被害に遭いやすい傾向にありますので、その対策も行っておかなければなりません。
サムターンカバーがついたものやサムターンが外せるタイプのものを選ぶと良いでしょう。バールで鍵がこじ開けられることを防ぐためには、ガードカバーも有効です。
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